【エクセル】計算式の間違いをあっという間に発見できるトレース機能で時間短縮！

みなさん、こんにちは。アフィBのエクセル使いです。

今回は、アフィリエイトの売上管理表などを作成する時に
とっても役立つ機能をご紹介します！
他の人が作っていたレポートの更新を引き継いだよ。という時にも役立ちます。

この機能は、すごく便利なんですが
マイナーすぎてみんな知らない機能で、アフィB社内でも
この機能はｲｲﾈ！と話題になりました。（私も全然知りませんでした）

トレース機能ってなあに？

エクセルで計算式が入ったレポートを使っている時に
計算式に間違いがあったとします。

しかし、複雑な計算式が入っていればいるほど
どこが間違っているのかわからない！
気がついたら、間違いを探すのに数時間かかってしまった・・
ということはありませんか？

特に人から引き継いだレポートだと
なおさら何が何だかわかりませんよね。

そんな時に便利なのがトレース機能！
計算式の参照元や参照先を表示してくれる機能です。

どこにあるの？

数式＞ワークシート分析にあります。

種類は、「参照先のトレース」と「参照元のトレース」そして「トレースの削除」です。

参照元トレースとは

参照元トレースは、その数式がどこのセルをみて計算しているかを表示する機能です。

よくあるのが行を追加したけれど、足し算の計算式の範囲追加を忘れているというミス！超凡ミスではあるものの、どこが間違っているかということはとても気づきにくいです。
そんな時でも、参照元トレースがあれば一目瞭然！

たとえば、上のような表があります。※記事のレポートの数字はサンプルです。
黄色いセルにはオレンジ色のセルを「全てを合計する数式」がはいっています。
※わかりやすいように色付してあります。

そこで、黄色いセルの上で【参照元のトレース】を押します。

すると、青い表示がでてどこを合計しているのかひと目でわかります！

例えば、11月と12月を抜かして計算してしまっていた場合は、上記のように青い枠を見れば抜けているのがひと目でわかり便利です。

参照先トレースとは

参照先トレースは、そのセルがどこの計算式の元になっているかを表示する機能です。

複雑な計算が入っているレポートの場合、気軽な気持ちで1箇所変えたら
全ておかしくなってしまった！というのはよくある話。
事前にこの機能を利用すればミスを防ぐことができます。

例えば、水色の1月の数字は、合計と平均売上の計算式の元となっております。

参照先トレースを押すと、上記の図のようにそのセルがどこの計算式の元になっているかひと目でわかります！

参照元トレースも参照先トレースも、シートがまたがって計算している場合にも表示されます。

★トレース線を消す時は、【トレース矢印の削除ボタン】を押せば全部消えます。

間違いをすぐに発見することで、間違いを探す時間を短縮できるので
仕事の効率化につながります。

なんだか計算が合わないぞ・・という時や
隣で計算が合わずウンウンうなっている人がいたら、
是非、華麗にトレース機能を使って間違いを発見してくださいね！
きっとモテます。（効果には個人差があります。たぶん）

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